愛犬の口臭は歯周病のサイン?症状・原因とおすすめサプリメント5選

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「最近、愛犬の口臭が気になる…」そんな風に感じたことはありませんか?実はその口臭、歯周病のサインかもしれません。

犬の歯周病は放っておくと歯が抜けたり、あごの骨が溶けたりする深刻な病気。さらに、細菌が血流にのって全身に回ることで、心臓や腎臓などに悪影響を及ぼすこともあります。

今回の記事では、犬の歯周病の症状や原因、効果的な対策、そして歯磨きが苦手な子でも使えるおすすめのサプリメントなどをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

歯周病とは?犬に多い症状と進行段階

犬の歯周病とは、歯と歯茎の境目に溜まった歯垢や歯石が原因で起こる炎症性の病気です。歯周病の症状には以下のようなものがあります。

  • 口臭がきつくなる
  • 歯茎が赤く腫れ
  • 食べ物をぽろぽろ落とす
  • よだれが増える
  • 固いものを噛みたがらない

初期の「歯肉炎」の段階では気付きにくいですが、進行すると歯を支えている骨が破壊される「歯周炎」になり、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病の原因とは?

犬の歯周病の主な原因は、歯垢の蓄積です。歯垢(プラーク)とは、食べかすに細菌が繁殖したもので、わずか2~3日で歯石になります。

この歯石が細菌の温床となり、歯茎に炎症を引き起こすのです。さらに、以下のような要因も関係しているといえます。

  • 歯磨きの習慣がない
  • 柔らかいフードばかり食べている
  • 小型犬(チワワ、プードル、ダックスなど)は歯周病のリスクが高い
  • 高齢になるほどリスク増加

歯周病になりやすい犬種

歯周病は小型犬に多く見られる病気といわれています。特に以下の犬種は注意が必要でしょう。

  • チワワ
  • トイプードル
  • ヨークシャーテリア
  • ポメラニアン
  • ミニチュアダックスフンド

これらの犬は口が小さく、歯が密集していて歯垢が溜まりやすいため、歯周病になりやすい傾向があります。

歯周病対策の基本は「毎日の歯磨き」

歯周病の一番の予防法は、毎日の歯磨きです。人間と同じように、犬の歯も毎日きれいに保つことが大切です。理想は1日1回の歯磨きですが、難しい場合は歯磨きガムや歯垢ケア用おもちゃを取り入れてもOK。

ただし、歯石がすでに付いている場合は、動物病院でのスケーリング(歯石除去)が必要になることもあるでしょう。

歯磨きが苦手な子におすすめ!犬用歯周病サプリメント5選

「うちの子、歯磨きを全力で拒否するんです…」「忙しくて毎日は無理…」そんな飼い主さんにおすすめなのが、口腔ケアに特化した犬用サプリメントです。

ここでは、実際に口コミ評価が高く、歯周病対策に効果的とされる商品を5つご紹介します。

デンタルバイオ

デンタルバイオはタブレットタイプで、フードに混ぜたり、そのまま与えたりできます。1日1粒から始められる、簡単で続けやすい口腔ケアアイテムといえます。

獣医さんにすすめられることも多い安心の成分です。

オーラルガード

オーラルガードは液体タイプで、飲み水に数滴入れるだけのため、歯磨きが苦手なわんちゃんでも手軽に使えます。

忙しい飼い主さんや、高齢のわんちゃんにもぴったりです。

プロデン デンタルケア

プロデン デンタルケアは粉末タイプで、フードにふりかけるだけでOKという手軽さが特徴です。海藻由来の天然成分で、口内の細菌バランスを整えてくれます。

動物病院でも取り扱っている人気商品です。

ドクターワンデル

ドクターワンデルは、歯磨きジェルタイプの口腔ケア商品です。歯ブラシに乗せて使うのはもちろん、指やガーゼで塗るだけでもOKなので、歯磨きが苦手なわんちゃんにもおすすめです。

「塗るだけ」でケアできるので、歯磨き初心者の飼い主さんにも使いやすいと評判です。

グリニーズプラス

グリニーズプラスは、歯みがきガムタイプの王道商品です。嗜好性が高く、おやつ感覚で与えることができます。

食べながらケアしたい子にぴったりです。

まとめ

今回の記事では、歯周病の原因や歯周病になりやすい犬種、おすすめのサプリメントなどについてご紹介しました。

犬の歯周病は、予防と早期発見が何よりも大切です。「毎日の歯磨きが難しい」という方でも、サプリメントやガムなどのサポートアイテムを上手に使えば、しっかりケアできます。

愛犬の健康な歯を守るために、今日から少しずつ始めてみませんか?

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